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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第3章 刀剣男士達の酔奏楽


誰かが見ている。それはすぐに気付いた、十中八九新しく来た鞍馬とか言う奴だろう

だが盗み見られていても、鯰尾は止めようとは思わなかった。多分、骨喰も同じだろう

(まぁ見せつけてやればいいか、別に隠す事じゃないし。)

本丸の者達はほぼ、俺と鯰尾の関係を知っている。知らないのは今覗いてる新参とこんのすけぐらいだ。
新参が骨喰に手を出すとは思っていないが、要心に越したことはないだろう

(骨喰は俺の物、誰にも渡さない!。)

その事を再確認するように、骨喰の首筋に所有印をつけた。誰が見ても自分の者だと分かるような紅い花が骨喰の首筋にいくつも咲いた。
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