たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
「やっぱり、謝っとこう」
自分が悪いと思ったらすぐ謝る、それが自分の鉄の掟だ
「照誠その、、、、、ごめん言い過ぎたよ、、、悪かった」
もう還暦をこえたじいさんの謝り方ではないが、仕事の形式的な謝り方よりよっぼど心が通じると思った
すると照誠がパッと顔を上げる
「城護よ!私を許してくれるのか!?」
ここで気付いた、メチャクチャうそ泣きしてやがったこいつ、相変わらず爪の甘い神だな
(こいつには灸を据えないといけんなぁ」
その時、今年一番のいい考えが頭に浮かんだ
「じゃあ、許す代わりにこれから一週間、お前はここの本丸で下働きをしてもらう」
「本当か!?」と目を輝かせる照誠とは対照的に本丸内の刀剣男士達は「「「ええっ!?」」」と驚愕の声をあげた