たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
光が収まり、さっきまで薬研が倒れていたところ、そこには背丈の高い青年が自分の体を不思議そうに眺めていた
「あ、あれ何で俺こんなに大きくなっちまってるんだ?」
青年から溢れた言葉でやっと確信できた、こいつはまちがいなく薬研だ
しかしどう見ても彼は短刀の大きさではないし、まず今薬研が装着している本体は太刀になっている
普通ではあり得ない現象に皆ポカーンと口が開いていたが、、
「も、もしや貴方は薬研なのですか!!」
「こいつは驚いた、おい皆来てみろ薬
研が大きくなってるぞ」
その鶴丸の呼び掛けに本丸内の刀剣男士達全員が部屋に集まった
しかしその中になぜか短刀達は一人も存在しなかった