たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
「薬研、大丈夫か!?」
「っあ たいしょ?」
お供の狐に連れられて入った部屋、そこには薬研藤四郎が青い顔で床に横たわっていた、その脇にはサックスが一台転がっている
「たいしょ、心配かけてすまねぇな」
「おい薬研、一体どうしたんだ?」
彼の小さな体を抱き起こしながら問うと、『あれだ』と薬研はサックスを指差した
「あのサックス使ってたら急に神気が入ってきて、、 ぐぅ」
薬研が急にうめいたと思えば彼の体が弓なりに曲がった、どう考えてもこの状態はヤバイ