たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
それはまだ肌寒い朝の時だった
(ふあぁぁぁ、、、あと五分だけ寝ようかな)
暖かい布団の中、今日は本丸の定休日であるため二度寝しようとした瞬間、慌ただしい足音を響かせながら誰かが自室へと入ってきた
「あ、主どのぉぉぉ!」 「ドスン」
「くほぉぉ」
突如かかる圧迫感に肺の空気を全てはきだす、鳴狐のお供が背中にダイブしたようだ
「くぉらぁ、お供 急にビックリするだろお」
布団から出て開口一番に文句が溢れた、しかし
「主様大変でございます薬研殿が薬研殿が、急に苦しみだされて、、、」
その言葉を聞き目の前が真っ暗になった、薬研に一体なにがあったんだ!?
その疑問を胸に現場へと走った