たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
この木片が普通の木片ではないと分かった、しかしそれと短刀の巨大化は一体どういう関係があるのか全く分からない
「うぅーん」と唸りながら頭を抱えていると、嬉しそうに城護先生が声をかけてきた
「鞍馬君ヒント欲しいかい?」
「はい、お願いします」
「ヒント一、このバイオリンは大体ニ百年くらい前に作られた ヒント二、材料の木も神社の御神木を使ってる、ヒント三、刀剣男士達で一番年若の和泉守が作られたのは幕末、これで分かった?」
一つだけ突拍子も無いことだったが頭に答えが浮かんだ
「......バイオリンに神様が宿っていてそれの力が原因で、、、、」
「「ピンポーン、正解!!」」
先生の拍手とハイテンションな声に、当たっていたと気づいた