たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
秘密の正体、それはどこにでもありそうな小さな木片だった
(これに短刀巨大化の秘密が、、?」
霊感の類いは自信があるのだか全く何も感じない、そのまま訳がわからず首をかしると城護先生の説明が始まった
「鞍馬君、その木片は江戸時代の始めごろ日本で作られたバイオリンの破片だ」
「え、日本で!?」
驚きのあまりに大きな声が出た、まさか江戸時代にバイオリンが日本国内で作られていたとは、、、まさに日本の音楽の歴史を大きく覆す事だ
「そ、そんなバイオリン一体どこから」
そう問うと先生は「それは秘密だ」といたずらっ子のように笑った