たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第2章 「センチュリア」
ようやく刀剣男士からの胴上げ地獄から脱け出すと、今更だか不思議に思うことがいくつかあった
「あ、あの城護先生 えっとこれが最終試験だったんですか?」
「今更何いってるんだ鞍馬君、君は素晴らしかったぞ!!」
痛いくらい肩を叩いて城護先生は喜んでいるがどこが素晴らしかったのだろう、基礎合奏、曲合奏、アドバイス一つとってもいいところなどなかったはずた じゃあどこが素晴らしいのだろうか
「城護先生あの僕あまり上手く指導出来なかったとおもうんですけど」
正直に自分の思ったことを伝える、一体先生は僕のどこを見てそう思ったのだろう
そんな僕の発言に城護先生は目を丸くしていた