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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第7章 大いなる約束の大地チンギスハーン


普段では絶対に見せない髭切の姿に改めて目の前の公家衣装の男が分からなくなったのでとりあえず井沢に聞く。

「なぁ、井沢。注川守って何者なんだよ?」

すると井沢はチラリと注川主を見てから耳打ちをした。

「注川守様は名前こそマイナーですけど、その神通力と神界への権力は絶大なもので、他の神からは布志名の右大臣殿と称されているほどです」

「えっと…それって凄いの?」

「今の日本の神界で五本の指に入らりるようなお方です」

「それはさすがに言い過ぎじゃない。井沢君とやら」

途中で注川主が話に割り込んできたが、だいたいどのような神なのか理解できた。

「それで、なんでその神界の右大臣が青年に化けて本丸なんかにいんだよ?」

「主、口に気を付けた方がいいよ。この方だったら君を今すぐ無限地獄に叩き落とせるからね」

「まぁ~それは出来るね。」

おい、そこは否定しろよ。
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