たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第2章 「センチュリア」
「はいじゃあこれで終わります、今日言ったことをきちんと練習してきてくださいね」
「「「はい」」」
今日何度目かの清々しい返事に自分の心が澄んでいくような気がした
「じゃあ規律、、礼!!」
「「「ありがとうございました」」」
「ありがとうね」と自分も小声で呟いてからずっとほったらかしであった城護先生に向き直った
「先生、どうでしたか?」
だがすぐには答えは返ってこなかった、自然とこちらも不安になる
(もしかして、物凄く怒ってらっしやるのかも)
無言な城護先生に、刀剣男士達も異変に気付いたようだ
全員の視線が集まったその瞬間、城護国先生が口を開いた
「鞍馬君」
「はい!!」