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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


そして月日は流れ、向日葵園での演奏会の日。

城護先生の力のお陰で、なんとか形にはなったが、少々変更された部分があった。

まず、合唱がプログラムに加わった。やはり、あれだけの短期間であの曲数を仕上げるのは厳しかったので、

「口笛吹いて働こう」~「合唱 Fight」~「青春の輝き」~「アンコール ふるさと」となった。

そしてもう一つ、俺自身も演奏に参加することになった。想像以上に口笛吹いて働こうのクラパートは難しかったためだ。

それ以外にも鞍馬には不安なことが山ほどあるが、それは神である刀達も一緒の様で。

「あぁ、どうしましょう、いわとおし。ものすごくきんちょうします」

「今剣よ、恐れるでない。俺が一緒に付いているからな」

と向日葵園までのバスの中で励まし合っていた。
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