• テキストサイズ

たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ーーー君、いや遡。次の出張が決まったかい?」

声をかけられ振り替えると、そこには同輩の「炎」(かぎひろ)が立っていた。

「はい、決めましたよ。今回は新撰組の沖田の歴史にしました」

そう言うと、先程手配した手のひらサイズの白い塊を見せた。

「これは?」

「こいつは、結核の速効治療薬です。注射タイプでこいつを刺せば、十分後には結核は綺麗に治ります」

ほぉ、そいつは凄いな。感心したように炎が呟き、そしてそれをじっくりと観察した。

これを成功させれば、我々の目標に更に近づく。その為に今度こそ成功させねば。」
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp