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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


「な、なんでその事を!?」

「首に跡がついてるからね」

この言葉に市村は顔を更に赤く染め、指摘された首の跡を手で押さえる。

「その様子だと昨日は大層お楽しみだったみたいだね」

「う、、うるさい!」

あまりにも純朴すぎる反応についついからかってしまったが、ここから重大な話なので声のトーンを落とし、真剣な雰囲気を作る。

「市村君、僕は未来から来たんだ。土方歳三を救え、、って言う命令を受けて、ここに来たんだ。」

実際は「何でもいいから歴史を変えてこい」と言う命令なのだが、これは黙っておこう。

「それは、、それは真か?」

計画通りに市村が話に興味を示した。すかさず次の展開を話す。
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