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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


「それに、機会を伺って攻撃すれば奴を倒せるかもしれないだろ」

薬研に諭されると全身から力がどっと抜けた。それと同時に男も銃の構えを解く。

「僕の名前は遡、僕は君達が邪魔をしなければ何もしない。それに僕は殺すことがあまり好きじゃない、、」

遡 「そ」 一文字だけの変な名前だが聞いただけで歴史修正主義者と分かる名前だ。

そのまま遡は銃をこちらに向け、牽制しながら後退りする。どうやらこのまま逃げるようだ。

追うべきか追わざるべきか。だがもしこのまま遡を見逃せば土方さんどころか日本の歴史を全て変えてしまうかもしれない。

覚悟は決まった。自分の命を投げ捨てでも遡を倒す。
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