• テキストサイズ

たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


この質問が来ることは前々から予想できたが、実際来ると返答に困る。

「そうですねぇ、、、勝つか負けるかと聞かれればあなた方は負けます。そして土方さんあなたは、、」

そこまで言うと膝を屈め、耳元で「次の戦いで死にます」と呟く。

「そうか、、俺は死ぬのか、、」

しかし、死の宣告を受けたにも関わらず土方は取り乱しもせず、じっと壁を睨み付けていた。これが噂の武士道というものなのだろうか。

数分間だけ沈黙が部屋を支配する。その間、土方歳三は何かを考えているように見えた。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp