たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動
「焦ったぁ、、当たるかと思った」
自分で撃っておきながら今のはかなり焦った。もしこれで死んでしまったら作戦は失敗になってしまう。
だかこれで信じたのだろう、土方の目が前までとは違うことに気づいた。
「じゃあ本当にあんたは未来から来たんだな? じゃあ教えてもらいたい事ある」
やっと信用してくれた。思わず頬が緩みそうになるのを必死に抑える。
グロック18をホルダーに入れると「何ですか?」と素っ気なく聞き返す。
「教えてくれ、次の戦は勝つのかい、それとも負けるのかい?」