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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


騒ぐ刀達を黙らせ、城護先生は説明を続けた。

「今回演奏の依頼が来たのは向日葵園という老人ホームだ、なんでも今まで演奏を依頼してた学校が廃校になったらしくて、その時に政府が俺らを紹介したらしい」

「え!?それでは、園の方々は我らが刀剣だと分かっているのですか?」

確かに、いくら政府の口添えがあったとしても、得体の知れない彼らを招くというのは良いものなのか?

「そこら辺は任せとけ、相手の方々は大正生まれの口が固い方々だから情報は漏れないし、第一もうすぐしたらコンクール出るからな」

「え!?、、、マジですか」

驚いて開いた口が塞がらない。この人は本気なのか?
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