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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第4章 休符 


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「なるほど、、城護先生は先代の主と知り合いだったのか、初耳だよ。」

確かによく考えて見れば、城護先生と刀剣達の信頼関係は事情を知っている者からすれば不気味な位成り立っている。

だがそれは、城護先生の行動力によってなし得た物なのだろう。自分には到底出来そうにない。

「鞍馬殿申し訳ございませんこんな話に付き合わせてしまって。続きはまた後日話させてもらいます。」

「それでは」と言って一期は夜の闇へと溶ける様に消えてしまった。ちなみに現在の時刻は一時半だ。

自分も帰るか、「よっこらせ」と年寄じみた声と共に立ち上がると、あることに気付いた。

「この本丸に歌仙って居ないよな」

鞍馬がこの件について真実を知るのはまだ先の事である。
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