たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第4章 休符
質問するが答えは返ってこなかった。その代わりか城護はカバン開けた。
「これは、、また光輝いていますね」
中に入っていたのは金色に光っている何やら複雑な飾りをもった楽器だった。
「こいつは『あるとさっくす』って楽器なんだ。まあこんな物は今どうでもいい。今必要なのは、、」
そういいながら城護はカバンからサックスを取り出すと。カバンの下半分を取り去った。二重底のカバンから出てきた物、それは。
「、、鶴丸国永!?」
底から出てきた物、それは今そこに寝ている鶴丸国永と同じ刀だった。
「なぜ、なぜ、鶴丸を持っていおられるのですか!?」
「こいつは、戦場で折れた鶴丸の本体だ。だからほら、、折れてる。」
言葉通り鞘から抜き出すと、痛々しく折れた刀がそこにはあった。