• テキストサイズ

たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第4章 休符 


「お呼びですか?」

「や、、、薬研?」

襖の向こう側から聞こえる声。それは弟刀である薬研藤四郎の物に間違いなかった。

「大丈夫だ、、入ってくれ」

襖を開け中へ薬研ともう一人、岩融が入ってきた。二人共城護様と一期が一緒にいる事に少し驚いているようだった。

「い、一兄。何でこんな所にいるんだ!?」

「薬研、、久しぶりですね。」

この過酷な状況下に立たされ、弟たちを今日まで引っ張っていってくれた薬研に精一杯優しい笑顔を向ける。

「二人共いいかい。これから打ち合わせをして直ぐに実行してしまおう。」
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp