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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第4章 休符 


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「ちょ、ちょっと待ってくれ。城護先生は先代の主と知り合いだったのかい!?」

予想だにしない事実が一期一振の口から漏れた事に驚きを隠せなかった。穏やかで陽気な先生と先代の主が意気投合するとは全く思えなかったからだ。

「その様です。初めて会った時私は度肝を抜かれましたよ。だって主は鶴丸の様な白いジャケットを着ていたのですから」

その言葉に更に驚く。その白いジャケットは特別な舞台でしか着ない物らしい。普通そんな大切な物、飲みに行くときは着ないはずだ。

「すまない一期、説明を頼む。」

頭がショートしかけてきたので一期に説明を求めると「畏まりました。」といつもと変わらない声色で説明を再開した。
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