第4章 癒しの会
「今日は皆さんに集まっていただいたのは…」
私はマイクを力強く握り、人気のキャラのセリフを言った。
「皆さんを癒すためだニャン!」
私は舞台に上がり頭を下げる。
生徒から歓声があがる。
「私だけじゃないんだよ!」
「ご主人様が私を期待しているのならば…私はその期待に応えます。」
小野さんが入場する。
もちろん生徒達は小野Dと呼んでいる!
多分、みんなヒロCは?って思っているはず。
「そいつらだけじゃねー、今日はだんちょーの代わりに俺も来たぜ♪」
タツさんが舞台に上がる。
女子中高生に人気のタツさんは黄色い歓声を受けている。
「ッチ…うるせーな。
大人しくしていろ、綺麗に削げねぇ」
神谷さんは有名なのでめちゃくちゃ体育館は盛り上がった。
「ラスト…あれ?」
私は控え室を覗きに行くとマモさんがいない。
「全て計画通り…」
マモさんは生徒達の後ろにいたのだ。
マモさんは走ってくる。
さぁ…癒し会の始まり。