第6章 吸血鬼の部屋。
「まだ寒い?」
「あったかい…」
ヴィアトリクスの方に向き直りその胸に顔を埋めてミュラー。
「レディ、好きだよ」
「うん、私も」
パチンッとガーターベルトを外す。
「レディ、しようか。いつも通りね。良いかな」
「うん、して?」
優しく下着を脱がし、丸いヒップを撫でる。
「しよう、可愛い可愛いマイロード」
体を離しベッドサイドのチェストから潤滑用のオイルを出す。
淫魔製だというそれは甘い香りを放ちヴィアトリクスは気に入っていた。
それをトロリと彼女の体に垂らす。
尻の谷間にそれが流れいつも飲む薫茶の匂いがする。
それをつるんとした彼女のすぼまりに指で擦りつけた。
「あっ、んっ」
きゅっと彼に抱き着きその服を掴んでミュラーは声を出す。
「やぁん、ひぃん」
つぷりと彼の綺麗に整えられた指が彼女の後孔に入った。
ゆっくり一本埋め、ゆるゆると中を探る。