• テキストサイズ

愛のNight raid

第6章 吸血鬼の部屋。


「レディ、どう。少しは楽になった?」
彼が問えば彼女は青白い顔で首を振る。
どうやら今日は吸いすぎたらしい。

「じゃあ温めようね、レディ」
羽織っていた緋色のガウンを脱ぎ、フリルのついたブラウスを開いて寝台に横になる。震える彼女を腕に抱き込み肌に押し当てる。

「血を蓄えたばかりだから暖かいだろう?」
吸血鬼は抱いた彼女の編み上げのコルセットをほどきながら云う。
胡乱に彼女が頷く。

「気高い君が好きだよ、レディ、マイロード、我が主、ファレン」

青白い手が下着を脱がしていく。
ぎゅっとパンツとストッキングだけの彼女を抱きしめる。
/ 178ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp