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愛のNight raid
第4章 吸精鬼の部屋
「えいっ、えいえい、主ちゃんの疲れを退治だー!せいばーい!」
歌う様に云いながらグリグリと肩から背中を指が押す。
指は肌に吸い付き、彼女の内側の懊悩を搾り取る。
それが彼流の吸精だ。
指が食い込み絞るように動く度に彼女は僅かに呻く。
手練手管の魔物の指は的確にツボをつくのだ。
それが小一時間ほど続く。
ベルニナが勝手放題に何か喋りながら背中から足先を揉みこむ。
それだけで上げる声は僅かでも体は痺れフワフワと軽くなる。
――そして、
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