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愛のNight raid
第3章 首無魔騎士の部屋
彼女のペンのインキのしみの付いた手が頭を持ち上げ、唇を重ねる。
その間も体は優しく彼女を抱き、時々あやす様にゆすった。
「主、風呂に入りますか?」
ちゅっと口付ける合間に聞けば、僅かに彼女は赤らみ、自分の腹部に騎士の頭を押し付けた。
「このまま、抱いて…」
彼女の言葉に頭部のない体は立ち上がる。
彼女は側のテーブルに頭を置く。
体は彼女を運びベッドに横たえた。
優しく、片足ずつヒールのある靴を脱がし、熱を持った足を慈しむように撫でる。
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