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愛のNight raid
第3章 首無魔騎士の部屋
「私も会いたかった。忙しくて…ネコ…」
彼女がふわりと笑めば、騎士は床に跪きその手を取り口付ける。
もう事前に予約がとられているので余分な会話はいらない。
「ねぇ、ネコ疲れた…疲れたよぉ…」
取られた手を握り甘えた声を上げる主人にネコは頷きそっとその腰に腕を回す。
「抱っこ…」
近くに来た彼の頭を抱きしめて主。
頷き騎士は彼女を横抱きにする。
「主…そんなに寂しかったですか?」
主を抱いたまま椅子に座り、騎士は問う。
騎士の言葉に主は肩越しに振り向き笑う。
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