第2章 屍鬼の部屋
「御意、さ♡」
片手で足を抱えそれを支えに腰を何度も叩きつけるように彼女に押し付ける。
「んぅ、ハッ、あんっ、ふっ、あふっ」
高くなる主の声に満足し、何度も彼女を穿つ。
「好きだ…………ファレン…さん」
快感に滲んだ声に呼ばれ、強く中を抉られて抱かれた彼女は体を強く震わせた。
その余韻にハァハァと短い息を吐く彼女の頭を撫でる彼の目は冷静だ。
「主さん、ちょっとだけ、我慢してな」
二、三度腰を動かして薄膜の中に快感の残滓を放つ。
ピクピクと震える少年を蕩けた目で眺め、彼の主は笑む。