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愛のNight raid
第2章 屍鬼の部屋
彼は優美に笑いミュラーに寄り添い、ベッドサイドにある小指の先程のキャンディの包みを開けた。
それを唇に咥え彼女の首筋に腕を絡める。
二人の顔が重なる。僅かに開かれた唇に飴玉が転がり込み、それを追うように舌が差し入れられた。
くちゅくちゅと唾液を絡ませ飴玉が行き交い小さくなっていく。
それがすっかりなくなるとマリアクレアは顔を離し、首に巻いた細いタイの結び目に手を入れる。
「あーるじ、さん♡」
しゅるり、とタイが解ける。
優しく、身を寄せた彼女の肩を掴みベッドに押し倒す。
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