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愛のNight raid

第11章 竜王の部屋


「そ、こ、やぁっ、や、あ」
指が試す様にツプリと先だけ埋まった。
それだけでぴくんと腰が跳ね快楽の享受を王に伝える。

「嫌ではないだろう。善い、そうだな?」
云いながら優しくてゆっくり馴染ませながら指がどんどん中へとうずまっていく。
きっちり指を根本まで入れると爪が奥を内側から叩く。
コツコツと濡れた内臓を中から刺激され腰がビクビク跳ねる。

「やだっ、やぁ、中、中やぁ、コツコツだめっ、やらぁ」
酒の酔も合間り段々と彼女は舌っ足らずな口調になった。
「ならば外が良いか?」
指が勢いよく引き抜かれる。
「あぁぅ、あっぁ」
それだけで投げ出された足がバタバタ動く。

「外が善いのであったな?」
ぴんっと濡れてテラテラ光る爪がぷっくり腫れた肉芽をはじく。
「ひぅっ」
指が増え、二本指で赤く狭間からはみ出るように顔を出したクリトリスを抓む。
「や、ああぁっ」
白い指に敏感な部分を摘まれ体が仰け反る。

「達したか……では我がもっと高い場所へと連れて行ってやろう」
玉座にファレンを降ろし彼は被っていた布を脱ぐ。

「キャッ」
慌てて目隠しする彼女に声を上げてデュランダルは笑う。
「初い奴……では我の本性の一部を見せてやろう」
獅子王の体がふくふくと餅のように膨らみながらその肌が鈍色の鱗に覆われていく。
その頭部分には人の形をした彼が付いている。
肩口辺りまでを鱗の肌に覆われた体に埋まり王は笑う。

部屋には入りきっているが到底彼の重さに耐えられる寝台等有りそうもない。
どうりで部屋にはあのまっ金金の椅子しかないわけである。
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