第11章 竜王の部屋
「ひゃ、ぁ、あっ、んっ」
「妖かし共を地に伏させるその淫らさ……我にも見せよ」
歌う様に王は云い完全に下肢を丸出しにさせる。
「きゃあっ」
スカートを押さえようと伸ばした手をデュランダルが
掴む。
「誰の許しを得て隠すつもりぞ。我を誰と心得る?獅子王、ドラゴンキングデュランダルぞ」
一一ドラゴン?
ひっ、死ぬ。
無理!無理!無理ィ!
下肢を指で弄られ下着とストッキングを鋭い爪がピチッと破く。
局部だけ剥き出しにされ、赤い裂け目を指が這う。
「ほう。存外愛らしい会陰(ほと)をしているではないか」
優しく敏感な部分を指先で撫で回されゆるゆると
ファレンの腰が揺れる。
その淫らな様子に王が笑う。
「ゃ、んっ、ンーッ、は、はぁ、やぁ」
ぴくぴく服を捲られ局部だけ丸出しにした姿で漏れそうな声を手で抑えようとする。
「好い、好い。なぁ、猫や、最高の快楽とは何か想像がついたか?」
くりゅくりゅまだ敏感な部分を好きにしながらデュランダル。
「わ、から、ないっですぅ」
ぷるぷる震える彼女にニィと王は笑う。
「女の最高の快楽とはな、腹孕みよ」
濡れた手をずるずるスカートに擦り指が上にあがってくる。
とん、と色を付けられ光沢のある爪が下腹をツンとつつく。