第8章 【VIP】吸精鬼の部屋

「ァはぁ、主ちゃんイイ顔ォ☆オトコノコみたい♡」
それがどんな面か判らないが、ただ今までした事のない表情だろう。

鱗に包まれた下半身に手を添え一一、

「いっ、……きぃ、ァ、ぃ、あっ」
声にならない声を上げ、フィガロは下にいる主人の服を強く掴んだ。

「あーん、もう、そんなに掴んだら皺になっちゃぅ。えへへ、フィガロ今のお気持ちは？」
ミュラーの下半身に生えた擬似性器はあかい膜を容易く破り捨て小さな孔を奥まで穿っていた。
フィガロは顔を真っ赤に染め小さな口からハァハァと荒く息をついている。

「嬢ひゃんのおひんひん、おっきくて、おいひぃれす」
顔中からありとあらゆる汁を垂らしながら舌っ足らずに答える少年が愛しくてその頭を撫でる。

「はーい、次はボクだからね？」
足先の動きだけで履いたままだったハイヒールをベッドの外に蹴り出し下履きを脱ぎ捨てる。

「ほら、早く出してフィガロをオンナにしてあげて？大丈夫、ソレはね、大丈夫なコトだから」
淫魔に云われミュラーはガシガシと少年を揺さぶった。

「嬢ひゃん、すきぃ、しゅき、らいひゅきなのれすこれぇ」
ぐちゅぐちゅと濡れた音がして性器は擦れ