第8章 【VIP】吸精鬼の部屋
舌で肉芽を吸い、舐めながら指でその下にある穴を探る。
「あんっ、……ひゃぁ、ん、ふっはぁっ」
口付けの合間に甘く喘ぐ主人にベルニナは薄く笑う。
「あるひふぁんゎぁ、ここコリコリするとすぐイクよね?」
ぐにゅりと長い爪の生えた指が中に入り込みしなりながら粘膜の硬い部分を擦る。
「あぁっ、……だ、めっ、ゃぁっ、あぁぁ」
フィガロを抱き締めながらミュラーは叫ぶ。
指を挿れられた粘膜からジワリと熱い汁が垂れ流れ……、
小さな裂け目からにゅるりとソレは飛び出した。
「あはぁっ!」
ビクリ、と主の体が震え、それを従者が支える。
「アッハァ♡かぁーゎいっ♡」
ツンと、金色に濡れた手がソレを包む。
その先端に恭しく口付けるベルニナ。