第8章 【VIP】吸精鬼の部屋
「あむっ……ふっ、はぁ、んにゅ、おっきくなぁれ☆おっきくなぁれ☆」
「んっ、んふン……はっ、おっきくなぁれです……これぇ」
二人は下半身だけローブをはだけたミュラーの足の間に顔を突っ込み舌を這わせていた。
「これはいつものより濃〜いカダスのオイル」
青い瓶に入ったオイルはいつもより濃いオレンジに近い色をしていた。
それを菱型のクリスタルの蓋を抜き中身を嚥下するベルニナ。
「ふぃあろ」
従者を手招き抱き寄せると唇を重ねる。
唇をぴったりと合わせオイルを口移しで渡しているのかぷちゅぅ、と音がした。
「だんひゃん」
くちゅくちゅと二人は暫く唇を合わせていたが徐ろに離れる。
唾液とオイルが混ざった金色の雫が二人の顎を伝う。
「さぁ、ひくよぉ☆」