第7章 【VIP】首無魔騎士の部屋
「ドルイアドちゃん、まだ、怖い?」
主人に顔を寄せられ少年は少し眉を顰めた。
「だ、じょぶ」
『でも、』とドルイアドは言い淀む。
「俺は、あの……主さんが……」
『きゃっ』とミュラーは悲鳴を上げ、笑いながら少年に口付ける。
「あ、主ぃ!主!」
菫色の髪を頂いた頭が叫ぶ。
「俺にも、俺にも、接吻を下さい」
ねっとりと絡ませていた唇を離し、少年の抱える頭部の唇にちゅっと音を立て優しく口付ける。
「ね、今日はドルイアドちゃんに教えてあげるんでしょう?」
一一気持ちよさを……。
再びミュラーは少年に口付ける。
「これは怖いことじゃないから……だから出しちゃおう?」
云えばドルイアドは頷く。
「んっ?……ドルイアド出そうなのかな?
私の中に遠慮なくぶちまけておくれ?」
激しく体を揺すり性器を奥に招き入れる。
「は、あぁ、好きです。主……」
主人の頭を放り出し両かいなで愛する女性の首を引き寄せる。
二人は体を合わせ唇を絡ませた。