第10章 初めての……
宿に着いて荷物を置く、すぐにまた出掛けようとするが
「私、止めておく…今日はもう休むわ…」
イリスはベットに腰かけ、力なく言った
「本当にどうしちゃったの?」
具合でも悪いのかと心配にるグレイスにイリスは、
気にせず街に行って来て…と言うが、今イリスを1人にしておける感じではなかったし、急ぐ用事も特にないので、街に行くのは明日にして早めに休むことにした
グレイスは、特に何かを言う訳でもなく淡々と過ごし、就寝した
夜中、グレイスは隣のベッドからのすすり泣く声で目を覚ました
「ウゥ…グズッ…エースゥ……グスッ」