第6章 あれから

ひとしきり笑い終わったあとガープは

「イリス無事じゃ！心配いらん！」

と、高らかに宣言した……そして

「それじゃ、帰るかの～」
フフ～ン～♪と言った瞬間

「ええぇぇぇぇ！」
「え、ぇ…ぇぇぇ…？」
「何いってんですか？」
「本気で言ってます!?」
「我々は本部の命令に逆らってまで、ここに来たんですよ？」
「何考えてんだあんたは～！」

部下達からの容赦ない言葉にひるむガープ、しかし…

「ワシのかわいい孫娘の為じゃよ！仕方ない！！」

開きなおられた部下達は

（孫バカだ…）
（孫バカ…）
（孫娘バカ…）
（ただのバカかも…）

口には出せないが自分たちの上司のへの認識が少し変わった………