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いつかの夢の続き
第2章 プロローグ
生徒会長のバッチをつけた彼は、
ネクタイを緩めながら
椅子に座る。
「うわあ、また
女の子にチヤホヤされたんやぁ」
「うるさいな」
「やめたげなよ」
「二宮くぅーん、ってさぁ」
ゲラゲラ笑う亮を
二宮がぎろりと睨む。
それを見て亮が口を両手で塞ぐ。
「やべーよ」
相変わらずの空気が流れたあと、
二宮が不快そうな顔で
彼ら4人に告げた。
「寮に女が来る」
それは、
彼ら5人に嵐を呼ぶ
小さな小さな合図…。
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