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いつかの夢の続き

第7章 Episodes二宮:自分が帰る居場所には。





それから柊真くんに勉強を教えてあげて、

買い物を手伝ってもらい
干してた洗濯物を取り込んで


柊真くんは働き者だ。



「ただいま!!!」


バタバタと騒がしい足音に、
私と柊真くんは顔を見合わせ笑った


これはきっと大倉さんだ



「柊真ただいま!悠汰は?」

「兄ちゃんおかえり。悠汰部屋におるで」
「分かった!」


悠汰ぁ!!!と

叫びながら2階へ上がって行く。



その様子に柊真くんは
ケラケラ笑う


「兄ちゃん変やね」


前と違って生き生きしている、
表情がよく出るようになった。


とても幸せそう



「そうだね、元気そうで何より」
「お母さんみたいやなあ、ちゃん」


おもろいわ、と

ニコニコ笑いながら
食器を持って机に並べ始める。



「ただいま、なんかいい匂いする!」


「あ、相葉さん。おかえりなさい
早めにご飯を用意してしまいました」

「ちょうどお腹減ってたんだよね!
翔ちゃんも遅くなるみたいだし!」

「え?そうなんですか?」

「うん、聞いてなかった?
なんかニノに呼び出されたっぽいよ
安田くんも一緒みたいだしねえ〜」


なんだろうね?

とつまみ食いしながら
さほど気にしてない様子の相葉さん


「あー!相葉の兄ちゃん!!!
なにつまみ食いしてんねんあほぅ!」

「いたっ、ちょっ、叩かないで〜」



手加減してぇ〜と
汚れた指を洗う


あとは錦戸さんを待つだけか…






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