第21章 竜崎先生
このまま!?
どうぞと言われても耳を触られたせいで全部吹っ飛んだ上に思い出そうにも触られ続けている事でまともに考える事もできない
「んぁ…ぱ、パプアニューギニア、首都は……わかりません」
もうだめだった、確実に吹っ飛んでしまっている
「…不正解」
「え?竜崎?なに?なに??んっひゃ!やっあっん、竜っ崎」
次は耳を舐められた
これはすぐやめてくれたけど、私は耐えられずに机から逃亡した
L「次は?」
竜崎は首を傾げてこちらを見ている
「りゅ、、竜崎が変な事するから!忘れちゃったんでしょう!?」
私が抗議すると竜崎は立ち上がってニヤリと笑いながら近づいてくる
(竜崎が…怖い)
後退りする私とぐんぐん距離を詰める竜崎
最終的に私は壁までついてしまい、竜崎に追い詰められた
L「私は、私が悪戯をしなくてもちあきは全部覚えてないと思いましたが」
そう言っていたずらっ子の様な顔をする竜崎