第15章 男の夢?
「海砂ちゃんが竜崎の耳掃除、してあげたら?」
ピシッ
空気が凍ったのがわかった
「……え、あの」
海「月のじゃないと嫌!」
L「それは遠慮します」
二人が同時に言ったので一瞬混乱したけど
二人とも拒否したのはわかった
海「な!!なんで竜崎さんが断るのよ!!」
L「月君と同じ理由です」
つまり…身の危険を感じたのね
確かに私も一番耳掃除されたくないのは海砂ちゃんだわ…ごめんね、海砂ちゃん
L「では、膝枕でどうでしょう?耳掃除は置いておいて、膝枕してください」
「な!なんで!?」
またもや意味がわからない
海「いいねー!月、膝枕してあげる♡」
この二人を前に私と月君に拒否権はこれ以上なかった