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名探偵は甘いのがお好き

第12章 食べ過ぎ注意


L「月君、失礼します」

月「?竜ざ…んぐっ…けほっ何するんだ!」

竜崎が手に持っていた何かを月君に飲ませたみたいに見えた

月「これはいった…ぃ…うっ…りゅ…ざ」

月君が竜崎に詰め寄ろうとすると急に膝をついて倒れてしまった

「え!ちょ!月君!?」

月君に手を伸ばそうと立ち上がると揺れる視界
あ、、そうだ、私酔ってるんだ…
倒れる事を覚悟したけど、その衝撃は一向に来なくて
代わりに暖かいものに支えられる

L「酔っ払いがいきなり立ってはダメです」

「竜崎…バレてた?」

L「当たり前です、そんな顔して、月君も気付いてましたよ」

「竜崎はあんなに食べて大丈夫なの?」

L「当たり前です、私はLです」

それ、、答えにならないよ

L「とにかく、今のうちに部屋に行きます、月君は置いていきます」

そう言うと竜崎は手錠を外して柱に括り付け
私を支えて部屋に連れて行ってくれた
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