第2章 乙女の秘密
L「………もういいです」
竜崎はちょっと不貞腐れた顔をしてくるりとUターンで席に戻り、面白くなさそうにチョコをやけ食いし始めた
全(((あ、竜崎拗ねた)))
「りゅ、、竜崎?」
L「………」
無視だよ、完璧に拗ねてますよ、世界一の探偵様
こうなれば仕方ない観念するか…
「あー………ほら、この紙袋のロゴ、見て?」
L「………」
隠した紙袋を持ち上げ竜崎にロゴが見えるように見せる、、が
無視、まぁ、これは想定内です
こうなると厄介だし、返事は期待できないので続ける
私「ロゴの名前、調べたらなんのお店か、何で私が見せないのか、すぐわかるよ…」
L「……(ちら)」
(あ、見た、チラ見した)
他の捜査員の人達も私たちのやり取りを固唾を呑んで見守る状態だ