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名探偵は甘いのがお好き
第2章 乙女の秘密
「絶対に嫌、、です」
どうこのピンチを脱するべきか悩むあまりジリジリと後ろに下がる私
L「…そう言われると余計に気になりますね、見せてください、お菓子ですか?」
間合いを詰めながら、私の否定を肯定と取ったのかお菓子だと断定した(っぽい)竜崎
「いや、だからお菓子じゃないったら」
L「じゃあなんで見せてくれないんですか?隠す必要ありますか?」
「ダメったらダメ!!」
ジリジリと詰められ逃げ場がないと本能的に感じたのだろう、私は思った以上に大きめの声で強めに否定してしまった
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