第8章 キャンパス迷子
『流河くん!これあげる!』
L「ありがとうございます」
『これも!貰って!手作りなの!』
L「ありがとうございます」
『流河くん!!きゃー』
なんだアレは…
大学に着き竜崎を探そうとしたがあまりに広く見つかるはずもなく、人に聞いてみたら「女子が群がっていたら1/2の確率で流河だよ」と複雑な顔で教えてくれた
半信半疑で探してみたが
まさか竜崎がこんなにモテ男だとは!!
っていうか、いつもこんななら、お弁当とか、要らなくない?
唖然と見ていると竜崎と視線がぶつかる
(やば…)
何故か即座にそう思った
目を見開きびっくりしている竜崎を一瞬だけ確認し
一目散に逃げる
竜崎は女子に囲まれていたので巻けるはずだ
ハァハァハァハァ…
「つ…つらぁ……ケホッ、衰えを感じる…さて、帰ろう………?」
ここ、どこ?
逃げるのに夢中で自分がどこにいるかわからない
案内板でもあれば、と探したがそれも見当たらない
キョロキョロしていると人が近づいてきた
『キミ何してるの?一年生?まさか、迷っちゃった?』
人の良さそうな青年だ
「あ、いえ、知り合いに会いに来たんですけど、帰り道がわからなくなってしまって…」
もしかして案内して貰えたりするかな?