• テキストサイズ

名探偵は甘いのがお好き

第2章 乙女の秘密


L「ちあき、そのかわいい紙袋はなんですか?」

昼休み休憩が半分を過ぎた頃
捜査本部に戻った私は先ほど購入した荷物をデスクの影にこっそり置こうとしたところ目ざとい竜崎に声をかけられた

まずい、あの竜崎の雰囲気からするにかなり興味がある
ように見える

お菓子だと思っているのかもしれない
でも中身が見られるのは非常にまずい
何故なら中身は、お気に入りの店で買った下着、つまりランジェリーだからだ

「え?これ!?これは……お菓子じゃないよ?」

思わず否定したが、これでは明らかに怪しい、それを竜崎が見逃すはずはなく

L「今の間はなんですか…私はお菓子だなんて言ってません、怪しいです、見せてください」

そう言いながら普段あまり見せない素早い動きで椅子から降り、ゆっくりと近づいてくる
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp