第5章 好きだなんて言ってあげない
L「数日前に、マカロン食べましたね」
「あ、うん、あの凄く美味しかった」
L「あの時、マカロン好きって言ったちあきが…」
「うん」
L「凄く良かったんです、だからもう一度見れないかと思って」
「よ!!よかっ//////え?じゃあ、まさか私に言わせる為に質問したの…?」
L「その通りです、なので、私に向かって【好き】って言ってください」
「な!なんで!?!?」
L「ちあきが理由を聞いたんです、なので責任取ってください」
「す…す……っ無理!言えない!」
L「真剣にお願いします、全力で」
そう言う竜崎の目は真剣そのもので…
私はふと…打開策を思いついた
こちらも恥ずかしいけど、確実にびっくりさせて竜崎のペースを崩す事ができる
普通に好きと言ったら本気っぽくて恥ずかしいけど…
やるしかない!
「…私、竜崎の事、大好きだよ!」
よし!今できる最高の笑顔で元気よく言い切った!
恥ずかしがって言うよりずっとマシだ