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名探偵は甘いのがお好き

第37章 期待してもいいかな


L「ちあき」

「なぁに、竜崎、マシュマロもチョコも気に入らなかったの?」

松田さんに応援してもらったというのに私の口から出るのは可愛くない言葉ばかり、いい加減自分で嫌になってくる

L「はぁ…」

ビクッ、竜崎から漏れた溜息に身体が硬直する

「あの、竜崎…」

L「私は今イライラしています、糖分が不足して頭が正常に働かないからです」

「…うん?」

糖分が不足?
不思議に思い竜崎の席を見るとマシュマロも、私が箱から出したチョコも食べていない、強いて言えば大量に砂糖が入っている紅茶を飲んでいるくらい

「具合でも、悪いの?」

心配になって尋ねると明らかにイラついたような、呆れたような視線を向けられる
私が困惑していると竜崎は再度大きな溜息をついた
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