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名探偵は甘いのがお好き

第36章 人生最高のクリスマス


私の寝ていた頭の近くには
5つのラッピングされたプレゼントが所狭しと置いてある

「なに…これ」

L「先ほどサンタが4人ほど来て置いていきました」

竜崎がさらりと言うものだから思わず笑ってしまう
サンタの正体は明白だ

(ん?でも4人?プレゼントは5個なのに4人?)

「でも、プレゼント5個だよ?」

L「これは、私からなので」

そう言って竜崎はソファから一番小さいプレゼントを取り私の手に乗せた

開けろということだろう
私が丁寧に包みを解き中を見ると

「チョコだ」

そう、中にはちょっと大きめの一粒のチョコレート、何とも竜崎らしい

「ありがとう、食べてもいいの?」

L「どうぞ、割って食べてください」

言われた通り割ろうとチョコに力を加えると思った以上に脆く簡単に割れた

「え?あれ?これ、中がくうど…」

私が止まると竜崎はいたずら成功、の様な顔をしている

急に止んだ言葉に捜査本部の皆の視線も集まる
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