第36章 人生最高のクリスマス
夢を見た
私はベッドに寝ていて窓から誰かが入ってきた
目だけで姿を確認すると、真っ赤な服を着た人
サンタさん?言葉が出ず私の問いはため息を生む
そのため息に気付いたのか
赤い服を着た人はゆっくりとこちらを振り向こうとする
あと少しで顔が見えそう…
「…はっ!」
私は当然ソファで目を覚ました
目の前には目を見開いた竜崎
L「まさか起こそうとした瞬間に起きるとは思いませんでした」
時間を見ると30分が経っていた
「竜崎、ありがとう、少しスッキリし… カサッ
「ん?」
起き上がる時に手に何かが当たり
カサリと乾いた音と柔らかいような固いような触感がした
「え…これって…」